都市モデルデータの事前ビルド (CLI)¶
PlateauKit では、都市モデルのデータを事前に変換してデータベース化しておくことで、その後の利用時に高速にデータの読み込みや変換を行うことができます (事前ビルド)。
デフォルトでは、インストール時に建築物のデータ (LOD0/1) のみが事前ビルドされます。
道路や橋梁など、他の種類のデータも利用する場合は、都市モデルをインストール後、plateaukit prebuild
コマンドを利用して再度事前ビルドすることができます。
事前ビルドするデータの種類は -t
オプションで指定します。
現時点で事前ビルドに対応しているデータの種類は以下の通りです。
bldg
: 建築物 (LOD0/1/2)tran
: 道路brid
: 橋梁
ただし、含まれているデータの種類は各都市モデルのデータセットによって異なります。
各都市モデルが提供するデータの種類については、都市モデルをインストール後、plateaukit info
コマンドを利用して確認してください。
例: 建築物 (`bldg`) と道路 (`tran`) のデータを事前ビルド
plateaukit prebuild plateau-14382-hakone-machi-2020 -t bldg -t tran
実行例
$ plateaukit prebuild plateau-14382-hakone-machi-2020 -t bldg -t tran
Generating GeoJSONSeq files: bldg Done ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 100% 0:00:00
Generating GeoJSONSeq files: tran Done ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 100% 0:00:00
Generating CityJSONSeq files: bldg Done ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 100% 0:00:00
Generating CityJSONSeq files: tran Done ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 100% 0:00:00
Writing Parquet files... Done
サイズが大きいデータセットは処理に時間がかかる場合があります。